アソビを続けられる身体づくり|20kg減量した私が日常で意識していること
どうも、ミヤです。
気づけば体重は、ピーク時から20kg近く落ちました。ピーク時によく顔を合わせていた人たちからは驚かれるし、今しか知らない人たちに昔の写真を見せても「誰?これ?」って言われます。

私が減量に踏み切り、継続できた理由は二つあります。
ひとつは、趣味もアソビもやめたくなかったから。仲間と一緒に自転車またがって山に入ったり、妻や娘と自然の中で転げ回ったり。そういう時間を「もう無理だな」で終わらせたくありませんでした。もうひとつは、できるだけ長く、娘に「お父さん、かっこいい」と思われたいという、まあまあ不純で切実な動機です。笑
もちろん、楽して痩せたわけじゃありません。運動も、食事も、そこそこ気を使いました。ただ、目的は体重計の数字じゃなくて、“遊べる身体でい続けること”。今回は、そんな考え方と、日頃実践していることをまとめてみようと思います。
Contents
減量の目的は「痩せること」じゃなかった
この記事は痩せ方の記事ではないし、このブログはダイエットブログではありません。あくまで私の目的は「アソビ続けられる身体」づくり。そこにアプローチするいろいろの一つに「減量」があっただけの話。体重計の数字は副産物でしかないんです。(まぁ、娘の視線を意識したこともあるんですが・・・笑)◯kg痩せるために運動をしよう!ではなく、例えば「自転車でどこまでも走っていけるように下半身を強化しよう」とか、「坂道を楽に登っていけるように少し体重を落とそう」なんですよね。だから、目標値として◯kg減量を掲げたことはあっても、痩せることをゴールと捉えたことはありません。同じ価値観の誰かにとって何か一つでも参考になればと思います。
食事編|平日は整え、週末は楽しむ
減量というと、まず食事制限を思い浮かべる人が多いと思います。正直、私も最初はそうでした。ただ、続けてみて分かったのは「食べない」よりも「どう食べるか」を決めておいたほうが、圧倒的に楽だということ。平日は身体を整えるための食事、週末は美味しくお酒を飲むための食事。そうやって役割を分けたことで、無理なく食事管理を続けることができました。毎日ストイックである必要はありませんが、毎日“考えなくていい仕組み”は作っておく。それが、私の食事との付き合い方です。
仕組み① 朝ごはんはプロテイン
例えば、私の実践の一つに「朝食は毎日プロテイン」というものがあります。いわゆる「置き換えダイエット」から拾ってきたメソッドなのですが、意外にも身体は午後までこれで動きます。最近は美味しいプロテインも増えてきましたし、何よりも思考停止で続けられる手軽さがいい。心の師、やかやまきんに君も「朝起きたらまずはプロテインで筋分解を止めよう」と言っていたので取り入れてみました。タンパク質をきちんと摂ることにつながり、お肌や髪の毛の調子も良くなった気がします。(あくまで「気がする」程度ですが・・・)
仕組み② 平日と週末の食事に違う役割を求める
平日はとにかく身体を「整える」食事。食材にはそれほど制限を設けていませんが、調理法は「揚げる、焼く」よりも「茹でる、蒸す」中心。逆に週末は舌を「楽しませる」食事。我が家は私も妻もお酒が大好きです。娘の寝かしつけが終わったあとは、私がつくった料理をつまみに美味しいお酒を楽しむ夫婦の時間です。(週一で執筆中のFriday Night Kitchenもぜひ御覧ください)週末は割り切って平気でアヒージョとかやっちゃうのもメリハリがついて継続につながった気がします。
仕組み③ 鉄の掟を作る
掟1 平日はお酒を飲まない
よくダイエット文脈では「酒自体のカロリーよりも、ツマミのカロリーが・・・」と言われますが、私はそれ以上に「酒による自制心の低下」がまずいと思います。一杯飲んでほろ酔いになっちゃうと二杯目の誘惑を断るのは至難の業。酔っ払ってしまうともうおつまみ面の自制も効きません。なまじ料理ができるもんだからインスピレーションにまかせてハイカロリーロード爆走・・・なんて笑えない状況にまっしぐら。だから私は平日禁酒を貫きます。(と、言っていますが月に1回くらい何か理由をつけて破り反省するまでがTHE ミヤ・スタイル。)
掟2 揚げ物は月に1回まで
揚げ物って美味しすぎるんですよね。でもカロリーおばけなんですよね。だから月一回に制限!これは平日・休日関係ありません。(妻の批判がありましたが、自慢の揚げずに美味しい料理たちで黙らせました笑)
掟3 スナック菓子、ファストフード、カップ麺は徹底的に避ける
これは意識的に避けました。鉄の掟の中でも、一番気をつけていることかもしれません。
もともと私はこの3つが大好きでした。大学生の頃には「ハンバーガーが好きだから」という理由で某有名ハンバーガーチェーンでアルバイトしていたほどですし、今でもビールの最高の相方はポテチだと思っています。飲み会の帰り道に新作のカップ麺を買って帰るのも、かつては当たり前の習慣でした。そりゃ太りますわな。
とはいえ、完全禁止にはしていません。
ポテチは50km以上のロングライド時の補給食としてのみOK。カップ麺は登山の際、山頂で食べる場合のみOK。そんな例外ルールを用意しつつ、基本的にはこれらと距離をとった生活を続けています。ハンバーガーは、もう2年近く食べていないかもしれません。
離れてみると意外と慣れるもので、「あれも一種の依存症だったのかな」と今は思います。減量効果もありましたし、肌荒れも改善された……ような気がします。(気がします。です)
と、いうことで私の食事管理は「禁止!制限!とにかく我慢!」じゃなくて、「距離感の再考と再構」これが最高の結果につながったのでした(韻)
トレーニング編|最低限を確実に
ポイントは、ハードな筋トレというより、「運動習慣を切らさないこと」を重視しています。後述のメンタル編にも関わってくるのですが、私は性格的に、積み上げてきた期間が長ければ長いほど継続しやすいタイプなので、とにかく「毎日回せるサイクル」を意識しました。
具体的には、1日50回のスクワットを基本とし、パターンAの日は腹筋ローラーを30回トッピング、パターンBの日はプッシュアップバーを30回トッピング。そして3日1セットとし、A→B→OFF→A→B→OFF・・・とOFF日を挟みながらサイクルを回してきました。ノルマの回数も、一気に行けそうなら一気に、きつければ2セットに分割と、こちらも「続けやすさ」を意識しました。2日頑張るとやってくるOFF日がいいご褒美として働きました。ただ、このサイクルのデメリットは、3日1セットなのでやることが曜日と紐づかず、忙しい日々が続くと記憶が曖昧になり、まれに「あれ?昨日何やったっけ?腹筋やったのは昨日?一昨日?」という現象が起きたことくらいです。それ以外は特に困ったことは起きませんでした。おそらく最大効率を狙うとなると回数とか、セット数とか、もっとしっかり詰めなきゃいけないんでしょうけど、私にはこれくらいのとっつきやすさが必要でした。減量、とかダイエットというとどうしても「いかに短期間で・・・」と考えがちです。(現に私も過去「筋トレ ダイエット 期間」とか「食事制限 痩せ始め 時期」とかで検索したこともありました笑)しかし、自分にあっていたのは「いかに長期戦を受け入れるか」だったようです。
長期間続けることで筋肉も付き、着実に体重も落ち始めたのですが、誤算もありました。「鍛える」ことにばかり注目してしまい「柔軟性」が疎かになってしまったのです。その結果、腰回りに不調が出てしまい、「これではいけない!」と現在はストレッチ(大臀筋・ハムストリング中心)を毎日の日課に取り入れています。
一週間も続けると、身体の調子がずいぶん変わってきたので、意識せず継続できるようになってきたら種目を増やし、パフォーマンス向上に繋げていきたいです。
メンタル編|自分に効いたのはこの考え方
減量もダイエットも、結局は継続できるかどうかだと思っています。前述の通り、私は継続が積み上がるほどやめられない傾向があるようでしたので、とにかく毎日継続にこだわりました。「昨日まで頑張ってきた自分を裏切れない!」という意識が働くからなのかなーなんて自己分析しています。(このブログを今の所毎日更新しているのもその意識からです)人によっては「きつい日は無理せず休む」が合う場合もあると思いますが、私はとにかく毎日継続。どうしても無理な日はスクワット5回だけやって終了の日もありましたし、「今日は5回でやめよう」と思って始めてみたら勢いでノルマ達成の日もありました。人間のココロって不思議です。
おわりに〜全ては家族と仲間とアソビ続けるために…

以上の方法で、私は気づいたらピークから20kgの減量に成功し、ありがたいことに健康診断も所見知らずで過ごしています。寝付き、目覚めも良く、ご飯も毎食美味しく食べられています。何より嬉しいのは自転車やキャンプなどの趣味をこれまで以上に楽しむことができていること、日々アグレッシブになっていく我が子と身体を使って全力で遊べていることです。以前よりも制限は増えているはずなのに、生活満足度は下がっていないどころか大きく向上したとさえ感じています。日々の気づきや自己分析から辿り着いた自分流の身体づくり習慣、子育てや趣味を楽しみ続けるためにこれからも継続していくつもりです。
ではでは、またまた。


