【育児ミステリ】2歳児とフラタケオハン【Friday Night Kitchen】
どうも、ミヤです。
みなさん、2歳児は育てていますか。私は育てています。
我が家の小さな怪獣ちゃんは、日々いろいろなことにイヤイヤしながらすくすく育っています。
一緒に遊べる丈夫な身体を手に入れてもらうためにはご飯をしっかり食べてほしいわけなんですが、彼女にとってはご飯とてイヤイヤの対象。
ならばお父さんがひと肌脱ごうじゃないの。
Contents
傾向を分析する
まずは離乳食開始期から現在までのデータ(体感)から、彼女の食に対する傾向を分析します。序盤は圧倒的に野菜大好き。これは歯茎族(歯が生え揃う前の子たちの意)あるあるらしいのですが、この時期は肉などの噛み締めて旨味を感じる系よりも味の立ち上がりが早い野菜類の方を好む傾向があるようです。セオリー通り、成長につれ、次第にお肉も食べるようになりましたが、特に好んで食べるという感じではありません。一方、魚に関しては煮ても焼いても大好き。そういえば味付けもケチャップやマヨネーズなどよりも魚出汁系が好み。うーん渋いぜ。
謎の始まり「フラタケオハン」とアンバランスなおかわり
娘が通っている保育園では、アプリを通じて日々の生活の様子を共有してくれています。(めちゃありがたい)その中に、給食をどれくらい食べたかについても記載があり、我々夫婦は毎日チェックしています。娘にも「今日何食べたのー」聞くと、一致する日としない日があったり、まるで意味のわからないメニューを言ったりと、これが結構楽しいのです。ある日なんか、メニュー表には「ごはん、煮魚、味噌汁」と書かれているのに「何食べたのー?」と聞くと、「ふらたけおはん!」なんだそれ笑 「ハンバーグ、ごはん、かぼちゃスープ」というびっくりドンキーチックなメニューのある日も、「ふらたけおはん!」謎はもう一つ。おかずとご飯のバランスがすこぶる悪い日がある。おかずや汁物はおかわりせず、ご飯だけを2膳とか3膳とか食べている日があるんです。そんなに白飯好きだっけ??なんて思いながら不思議だねーと妻と話していました。
ひらめきはピリ辛とともに
親子丼を作った日のことです。私が丼に七味をぱっぱと「ふりかけ」ているのを見て、娘が「ん!ん!ふらたけ!ふらたけかける!」と七味に手を伸ばします。つながりました。そうか、「ふりかけ」だったんだ!!「ふらたけおはん」は「ふりかけご飯」。きっと、園ではふりかけを用意して、おかずが足りない園児にはふりかけで対応しているんだ!!そういえばご飯だけをおかわりしていたのも、「ふらたけおはん」を食べたと言っていた日も、おかずが個数物でおかわりが難しい日だった気がする。
検証
さっそく私はふりかけを購入し、娘のイヤイヤが発生したタイミングでふりかけチャレンジ。「ほ〜ら、ふらたけおはんだぞ〜」
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食べた!!
やっぱりそうだったんだ。私の仮説は正しかった!やった!やったぞ!!
本日のFriday Night Kitchen「ふりかけ」
ということで、長らくお待たせしました。本日は私がお酒を飲むためのメニューではなくおいしいふりかけを作ろう、です。(それも子ども向けなので普段のおつまみに比べると味付けはかなり薄め。塩分は最小限です。)ヤツの好みは完全に把握している。肉より魚、和風の素朴な味付け。出汁感強めがお好み。
ならばこれがベストアンサーだろう?(Enterパチーーーーーン!!)
材料
・かつおぶし・・・がさっと
・桜えび・・・・・ささっと
・ごま・・・・・・さーっと
・のり・・・・・・1枚
・かつおだし(顆粒)・・・少々
※塩分に気をつけてかつおだしの量を調整すればあとは適当です。
作り方
①かつおだし以外の材料をフライパンに入れる(のりは適当にちぎって入れる)
②木べらでかき混ぜながら焦げないように炒め、水分を飛ばす
③材料がカラカラになったら顆粒だしを加えて少し炒める
④フードプロセッサーに入れて粉砕!!
⑤完成

メチャクチャ簡単です。出来立てということもあり香りも非常に香ばしく、大人もふらたけたくなるくらいです。
実食
さーて、本日もイヤイヤ発動!待ってましたとばかりにふりかけチャレンジ。
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正直自信はなかった。
既製品のふりかけだから食べてくれていた可能性も十二分にある。
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もしも食べてくれなかったら?
私は今後もエプロンを身に着け、フライパンを振れるのだろうか?
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いや、でも・・・・
やらない理由は、どこにもない!!

「ほ〜ら、ふらたけおはん(アンパンマンエディション)だぞ〜」
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食べたーーーーーーーーーーーー!!
娘も大絶賛(「おいしいわ!」といって黙々と食べていました)これはデカい。これからの子育てライフに大きな味方ができました。作り方も簡単で最高。
みなさんもイヤイヤ期をミステリーとして楽しんでみてはいかがでしょう。
ではでは、またまた。


