どうも、ミヤです。

先日、新語・流行語大賞が発表されました。年間大賞に選ばれたのは、高市首相の「働いて働いて働いて働いて働いて参ります」だそうで。こんなニュースを見ると、ますます「年の瀬だなー」と感じてしまいます。このあとは12日に今年の漢字が発表されますね。「高」市さんが首相になって国民の政治への関心や期待が「高」まったり、物価「高」に悩まされる日々だったり、トランプ氏の「高」い関税が話題になったりしたから「高」なのだろうか。

閑話休題。

エッホエッホが新語・流行語のトップ10に入りました。受賞や発祥を巡っては議論があるようですが、私が考えたことは、

文化の消費スピード、速すぎない!?

です。

(本記事は、いつもより私の主観が多く含まれています。考案者の方やツイートした方、楽しんでいた方を否定する意図は全くありませんのでご了承ください。)

確かにこの言葉、すんごい流行っていましたよね。Instagramのリール動画やYouTubeのショート動画を何気なくスクロールしていると見ない日はないくらいに。身の回りでも楽し気に「エッホエッホ」言っている人もいました。

でも、どうでしょう。今、全然いなくないですか?まだ2025年なのに。(すいません、完全に主観です。まだ流行ってたら本当にすみません、謝罪のお年賀出しますので連絡ください)

子どもの頃から、流行り言葉には漠然とした抵抗感みたいなものがあって、その気持ちには長らく説明がつかなかったのですが、最近は何となくその感覚の正体がわかってきました。

「速すぎる消費スピードに辟易している」が今の所ぴったりくる表現ですかね。

例えるなら世の中みんな早食いしている感じ。「もっとよく噛んで食べよーよ」みたいな感覚。

流行っていそうなものが出てきたら飛びついて、ただ飛びつく理由も「流行っているから何となく」もっと言うと「取り残されたくないから」に感じるんです。昔からそんな風潮はありましたがSNSの発達とともにその傾向は確実にスピードを上げている気がします。目まぐるしく変わる流行りのダンスを中高生が楽しげに踊っているのを見て、微笑ましさよりある種の切なさを感じるのは私が捻くれているからってのもあると思いますが・・・。

とにかく、心を掴まれたコンテンツに自分の時間を割いて味わうって言うことがなかなかしづらく、次々に提供される無数のコンテンツを味わう間もなく詰め込まれ、このままでは現代人はコンテンツのフォアグラ状態になってしまいます。

使い捨て前提でのコンテンツの消費、それも主体的ではない消費。需要と供給の何とも切ない関係性。諸行無常なんて言ってる暇すらない。ショギョムジョって感じ。

まぁ、InstagramにしたってYoutubeにしたって私も毎日利用しているので、私自身この風潮を醸成する一端を担っていることは重々承知です。

だから自戒を込めて言う。

現代人よ、よく噛め!味わえ!フォアグラになるな!

って伝えなきゃ。(すいません)

ではでは、またまた。